My '60 Abarth Record-Monza (11/05/30)

Ported or Manifold?

キャブ屋さんに出していたスペイン製ソレックス30PIBが戻ってきました。

外観はまったく変わらず、どうなんだろうなーと半信半疑でキーをひねると、キュルババーンと一発始動。
ちょっとアイドリング調整しただけでスムーズに回りだしました。
レスポンスもかつてないほど良く、あれほど悩んでだめだったパートスロットルも問題ありません。
キャブ屋さんによれば、加速ポンプダイヤフラム交換、ガスケット作り直しのほか、「いろいろ手をかけております」とのこと。

やはり餅は餅屋です。梅雨さえなければ走らせてみるのだけどなあ・・・

さて、ソレックス30PIBはこれまでの28PIBと負圧ピックアップの位置が違います。
28PIBはポーテッドバキュームという、スロットルバルブの手前から出すタイプであるのに対して、30PIBは写真のようにマニフォルドから引くマニフォルドバキュームになっています。
ポーテッドはアイドリングでは進角しない消極型、マニフォルドはアイドリングからいっぱいに進角を引いて、負荷がかかると遅角するという積極型です。どちらがいいかは意見が分かれるところですが、まずはこれで試してみるつもり。

バキュームホースにはバルブ(金魚用のあれ)をつけて、負圧のレスポンスを調節できるようにしています。
さてはてどうなりますか・・・

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