Design
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イタリア車はよく壊れると言われますが、そんなことはないと思っています。
ただ、日本車ほど親切な設計ではない、とも言えます。例えばこのクラッチケーブルエンド。クラッチを踏むと時計回りに回ってケーブルを引きます。さて、どこかおかしいと思いませんか？
今回このように組みなおしました。
日本車であれば、そもそも誤組付できないような設計にするでしょう。しかしジアコーサさんはより機能的な形状を選んだのでしょう。組む人間に機械の知識があれば、間違えるはずがありませんが・・・
たかがクラッチというなかれ、こんな些細な組付けの間違いが、ひいてはトラブルになります。それを車のせいにするのは設計者に失礼というものです。
